http://html5j.komasshu.info/ri35th.html
発表資料はこちら
15分程度しか話せなかったけど、少し補足(になってないけどw)してみます。
間違った情報を鵜呑みにしているという話
最後まで聞いてもらえればわかることなんだけど、Tizenには「大本営発表が無い!」ということ。最悪なのは、Tizen Association、Intel、Samsung、Linux Foundationの4つのグループからのバラバラなアナウンスになっているということ。
そういうことに気づかないで、どこからの発表なのかを知らないで、そのアナウンスを鵜呑みにしてしますという怖さ(ニュースリリースやインタビュー記事にしたニュースを読んだその道のプロたちあるいは、影響力なある人たち)
例えば、MeeGoとLiMoが前世と言ってる公式発表をしているグループと、リリースされている中身からわかる前世は違うということ
MeeGoから流れてきたTizenとSLPから流れてきたTizenは現時点ではまったくもって別物で、Tizen IVIとTizen Mobileは区別すべき製品であるということ。
次にintelは自社のCPUを売るためにTizenをやっていて、決してHTML5の普及のためにやっているのでは無いということ。そんなの当たり前ジャンと思うかもしれないが、要するにIntelはTizen IVIをARM用には作らないよ!って言うこと。
また、x86のスマホが登場しても、そのCPUはAndroidでしか使う気がなく、けっして、x86のTizen Mobileが登場することは無いということ!
ただ、Samsung(の半導体事業部)はシタタカにIVI用に自分たちのExynosシリーズを持ってくる可能性が無いとはいえないです。そうなると、それはそれでTizenの市場は面白くなるような気もします。
昨年の組み込み関係の展示会でTizenの展示があったのは、Linux Foundationがブースを持ってTizenの普及に務めていたのではなく、IntelのブースでのTizenの展示であるという事を間違ってはいけない。
HTML5でアプリを書けばというけど
HTML5を使えばプラットフォームに共通なアプリが書けるとか、そういう話はどうでもよくて、Tizen IVIは7インチの横置きが前提、Tizen Mobileは携帯電話の大きさで縦使いが前提。
しかも、Tizen IVIは車の振動の中で操作ができなきゃいけないという前提になるから、アイコンもバカでかかったり、音声でのコントロールが前提になるけど、Tizen Mobileはそんな必要はない。
だから、もともとTizenの中でも、共通のアプリなんか作れるわけがない!
HTML5がどうのこうのって言う以前の問題!
途中で\(◎o◎)/!ゲストとして、KDDIの田中社長がいらっしゃって、楽しい会話がw
KDDI、Firefox OS搭載スマホの販売を検討–田中社長が明かす
http://japan.cnet.com/news/service/35027172/
Tizen Japanコンソーシアムでは、KDDI様に開発者支援制度で開発コミュニティー用のサーバーを無償で貸して頂いております。心が広いですね〜!Tizenを採用すると言う噂のどこかのキャリアさんと違って!